原発ゼロ・エネルギ−転換宣言

エネルギー民主主義で日本経済の再生を!

1. 原発・化石燃料依存が続けば日本経済は沈没!

原発は、最も発電コストが高く、最もリスクが大きく、廃棄物処理の目途は全く立ってい ません。そのような未熟な発電技術に頼った日本企業は、多額の損失を抱え、経営困難に 陥っています。交通分野でも、電気化など大きな変化が起きていますが、日本企業は、流 れに乗り遅れています。原発・化石燃料依存政策が続けば、日本経済は停滞するのみで、 その再生は永遠に不可能になります。

2. 原発ゼロ・エネルギー転換で経済発展と脱温暖化!

欧州やアジアの国々は、原発ゼロ、再生可能エネルギー100%、石炭火力フェーズ・アウ トなどの目標を持っています。それによって、数百万の雇用が生まれ、地域と国全体の両 方の経済発展が実現しています。世界の多くの国で、再生可能エネルギーは最も安い発電 技術です。2050 年再生可能エネルギー100%などをめざせば、日本でも家庭や企業の光熱 費は減り、雇用は増え、地域は潤い、経済は発展し、脱温暖化も実現できます。

3. 未来はボトムアップの自立分散型ネットワーク!

「大規模集中・独占・トップダウン型」のエネルギー産業社会は、非民主的で暴力的で不 公平で脆弱で非効率的です。そのため、現在、世界中の国や地域が、再生可能エネルギ ー、エネルギー効率化、IoT 技術などを活用して、自立した個人や地域を主体とするボト ムアップ型のエネルギー産業社会への転換を目指しています。その目的は、一人一人の安 全と安心と経済発展をもたらす民主的な社会システムの構築です。

4. 原発ゼロ・エネルギー転換で真の平和自主外交!

多くの戦争はエネルギーや資源を巡るものです。原発は核兵器につながっており、地球温 暖化は難民発生や軍事的紛争の大きな一因となっています。原発ゼロ・エネルギー転換 は、近代日本史上、初めて海外に依存しないクリーンな持続成長を実現します。それは日 本の安全保障環境を格段に強化し、真の自主外交の展開によって、世界平和のため、自信 と誇りを持って新しい役割を果たすことを可能にします。